一軒家をハーフリノベーションして移住しました。
親と同居ではありますが、建物が分かれているため二世帯住宅となります。
現在はとても快適に過ごせていますが、後悔した点もたくさんあります。
このようなお悩みの方の参考になればと思います。
- リフォーム・リノベーションの流れを知りたい人
- 移住する前に家をリノベーションまたはリフォームしたい
- 移住後の家をどうするか考え中
- 引っ越した後にリフォームなどを考えている人
リノベーションのスケジュールについて
- 3~4月業者探し
SNSやホームページの検索で調べる。
- 5月打合せ+相見積もり
3社に相談し、見積もりをとる。
- 6月業者決定+打合せ隔週実施
見積もりを比較し、業者を決定。打合せはZOOMで行う。
- 8月家を一部解体、リノベーション開始
実際見れないので、写真で共有してもらう。
- 11月引き渡し
リノベーション完成!とはいかず、色々不備があり、引き続き対応してもらう。
移住前のリノベーション計画:業者探しの問題点
近くに住んでいないのですぐに見積もりを依頼できない
リノベーションなので実際に家を見てもらってでないと話が進みません。
帰省のタイミングで複数の会社に絞り込んで打合せをしましたが、1社からは構造上の問題で断られ、残り2社となったのでとても焦りました・・・
たくさん見積もり依頼するのは労力も伴いますが、最低でも5社は選んでいたほうがいいかもしれません。そして子連れで行くのも大変で、人見知りや場所見知りで子どもがグズリ、なかなかゆっくり話をすることも難しかったです。
地元の有名な工務店・ハウスメーカーがよく分からない
新築とリフォーム・リノベーションは施工できる業者が異なり、新築だとここが人気があるなど友人から話を聞いたりはしましたが、リフォーム・リノベーションはあまり情報がなかったです。
私はなるべく地元に近い業者をと思って探しましたが、県内であれば対応してくれる業者もたくさんあるのでもう少しエリアを広げて選べば良かったと思いました。
SNSやホームページの情報しか頼れない
業者のホームページやSNSをチェックして、施工事例が気に入ったところ、ホームページが整ったような業者を最終的に選定しました。SNSの情報だけだと会社の内面が見れず、危険かなと思いました。
一括見積もりサイトを活用してみる
一括見積もりサイトの存在を後から知りました。
自分で探す手間も省けるので試してみる価値はあります!
▼見積もり一括できるサイト
業者探しで注意してほしい点
業績は確認する
私が依頼した業者は経営不振となり閉業しています。(一時的なのかどうかは不明です)
今思えば、切羽詰まっていたんだと思ったと思う言動は多々ありました。
すぐに倒産する企業は今後のメンテナンスや相談したいときにとても困ります。
きちんと業績が伸びているか、社員の定着率(新入社員ばかりではないか)などチェックしましょう。
定期的に広告出稿している業者などは安定しているような気がします。(これは移住した後じゃないと分からない部分でもあるのですが)
悪口をいう会社は辞めましょう
打合せのときに、他社の特徴を説明してくれるのはとてもありがたいことですが、
近所の家を見て、
『この家は〇〇(地元のハウスメーカー)が建てた家だね。ここの部分ランク下げたなぁ』
と言っていたときにとても違和感を覚えました。
コンプライアンスをきちんと守っているか
ここも事前に判断が難しい点ですが、打合せに提案してもらった家の間取りを無断でホームページのブログに掲載されました。田舎なので、間取り(2世帯なのでよくある間取りではない)や地域で個人情報を特定できる可能性もあります。
一般の会社員でもコンプライアンスのことについては研修や指導があったりします。あまりにもコンプライアンスの意識が低くて驚きました。
初回打合せのときに必要な情報
どんな家に住みたいのか要望を書き出す
1回の打合せで見積を依頼するため、具体的にどんな家にリノベーションしたいのか伝えました。
私が伝えた内容の一部です。要望はたくさんありました^^;
- 断熱もしっかりして冬は暖かく、夏は涼しく
- 日当たりを良くしたい
- カウンターキッチン(子どもの遊んでいる姿が見れるように)
- 玄関を作りたい(既存は簡素な作りだった)
- 玄関横にシューズクローゼットがほしい
- ランドリールームを作りたい
予算を決める
友人が1,000万以下でマンションをフルリノベーションした話を聞いていたので、予算は1,000万円としていましたが、どこの業者からもその予算では厳しいですと言われました。
一概には言えないですが、相場はこのくらいと思います。
マンション:~1,000万(フルリノベーション)
戸建て:1,400万円~(規模にもよるので正確な金額は不明)
見積もりの依頼について
できる限り同じ条件で依頼しましょう。
私の場合は片方は間取りを変えることは難しいと言われていたので、少し条件が異なる内容で見積しました。
A社:家の間取りを変えたリノベーション(1階のみハーフリノベーション)
B社:間取りは変えず、内装などをフルリフォーム
業者の決定
提案されたプランがワクワクするほうを選びました。
私が要望する内容をすべて盛り込んでくれたA社へ決定しました。
やりとりも丁寧に返してくれたことも要因の一つです。
しかしながら、これからさらなる難関が待ち構えていた(つづく・・・)
振り返り:移住前にリノベーションして良かった?
リノベーションをしたことに後悔はないのですが、今思えば、ハーフリノベーション(1階だけリノベーション)じゃなくても、内装だけのリフォームであれば、もっと安く済んだなぁと思います。
(あの頃はリノベーションにこだわり過ぎていた・・・)
移住までの流れはこちらの記事で紹介しています。