ハーフリノベーションで1階のみを解体しました。
こんなに金額かかるの?と驚きよりも後悔が大きかったです。
家を解体することは、リフォームや新築の前に必要なステップですが、その費用が思ったよりも高額で驚くことがあるかもしれません。
この記事では、実際に解体費用が高すぎると感じた体験談をもとに、見積もり時のトラブルや対処法を詳しく解説します。
このようなお悩みの方の参考になればと思います。
- リノベーションや建て替えで家の解体を考えている
- 家の一部だけ解体をしたい
- 解体の体験談を知りたい
- 解体費用を抑えるポイントが知りたい
体験談:解体費用が高すぎると感じた実際の金額
解体費用:200万円
築60年の鉄骨造。1階床面積は70㎡ほど、主に1階の部分解体
- 初回見積もり:100万円(概算)
- 解体前の見積もり:160万円
- 最終金額:200万円
概算の費用から最終的な金額の値上がりには驚愕でした。(最終的な金額はもっと高かったのですが、話し合いの結果、減額?となりました)
解体工事は費用の予測が難しい部分があり、想定外の費用が発生することがあります。
事前に知識があれば、うまく回避できることもあるのでこれから解説していきます。
解体費用が高くなる理由とは?
解体費用が高くなる理由はいくつかあります。
- アスベストの有無
古い家にはアスベストが使われていることがあります。アスベストは健康に悪影響を及ぼすため、適切な処理が必要です。アスベストの除去には専門的な技術が必要で、その分費用が高くなります。アスベストが見つかると、通常の解体費用に追加で数十万円から数百万円の費用がかかることがあります。 - 家の立地条件
家が狭い道に面している、または近隣との距離が近い場合、大型機械の使用が難しく、人力での作業が必要になることがあります。これによって作業時間が長くなり、結果として解体費用が高くなるのです。 - 解体作業の難易度
木造住宅や鉄骨造など、建物の構造によって解体作業の難易度が異なります。鉄骨造やRC(鉄筋コンクリート)造の場合、解体がより困難で、専用の機械や技術が必要なため費用が増します。
特にリノベーションの場合は、手作業で解体することが多いので、その分費用がかさみます。 - 廃材の処理費用
解体によって発生する廃材の処理にもコストがかかります。廃材の種類や量によって処理費用が変わり、これが解体費用の大部分を占めることもあります。特にリサイクルが難しい廃材や有害物質が含まれている場合、処理費用が増える傾向にあります。
見積もりトラブルの原因と対処法
解体費用の見積もりでトラブルが起こる原因はいくつか考えられます。ここでは、実際に体験されたトラブルとその対処法を紹介します。
初回見積もりの甘さ
見積もり時に十分な調査が行われていない場合、後から追加費用が発生することがあります。
例えば、解体中にアスベストが見つかったり、思わぬ廃材が出たりすると、当初の見積もりには含まれていなかった費用がかさむことになります。
我が家もアスベストが見つかり、30万円請求されました。役所へ報告不要なレベルが低いものですが、本当なのかと半信半疑でした。(事前にアスベスト検査もしています)
見積もりの段階で、業者にしっかりと現場を確認してもらい、可能性のある追加費用についても事前に説明を受けましょう。
また、見積もり書には具体的な費用内訳を記載してもらうことが重要です。
複数の業者に見積もりを依頼しない
1社だけに見積もりを依頼していると、相場以上の金額を提示されても気づかないことがあります。特に解体費用は地域や業者によって大きく異なるため、1社だけで決めるのは危険です。
追加工事の発生
解体工事は、見えない部分の状態によって追加工事が発生することがあります。地中に埋まっている配管や基礎部分の状態など、解体を始めてから判明する問題が多いため、見積もりに含まれていない追加費用が発生することがあります。
最初の見積もり時に、可能性のある追加工事について業者に確認し、あらかじめ予算に余裕を持たせることが重要です。
解体費用を抑えるためのコツ
解体費用を少しでも抑えるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
複数の業者に見積もりを依頼する
先ほども触れましたが、複数の業者に見積もりを依頼し、相場を把握することが最も基本的なコスト削減の方法です。相場を知ることで、無駄な費用を払わずに済むでしょう。
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最終的な金額確定後に友人がリノベーションしたときの解体費用を引き合いに出し、ここの単価は高くないですかと交渉しましたが、あとの祭りです・・・
環境や構造によっても金額は異なるのでと言われました。
初回の見積もり時点で内訳まできちんともらえると安心できますよ。
自分でできることは自分でやる
解体に伴う準備作業、例えば家具や家財の搬出など、自分でできることを行うことで、業者に依頼する作業量を減らし、費用を抑えることができます。
不要な大型家具などは事前に処分する
私は不要なものはすべて業者が処分してくれると思い込んでいましたが、解体費用に不用品処分の費用は含まれていません。
別途費用が請求されるので気をつけましょう。
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地域によっては、家屋の解体に対する補助金や助成金がある場合があります。特に古い住宅やアスベストを含む建物に対しては、補助が出るケースもあるので、事前に調査しておきましょう。
解体費用の交渉を行う
見積もりが出た後でも、業者との交渉次第では費用を減額できる場合があります。特に廃材のリサイクルや再利用が可能な場合、それに応じて費用が減ることがありますので、確認してみましょう。
私の場合は、不用品廃棄費用を別途20万円請求されましたが、交渉して減額できました。
まとめ
無知ほど怖いものはありません。しっかりと準備をしておけば無駄な費用を抑えることができます。
見積もり時のトラブルを避けるためには、業者選びや事前の確認が非常に重要です。
複数の業者に見積もりを依頼し、必要な情報を集めることで、予算内で解体工事を進めることができますよ。